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手間をかけない投資術|NISAで始めて、続けて、守る5つのルール
投資って、毎日チャートを見て、こまめに売り買いする人がうまくいくんでしょ?


じつは逆で、がんばって触るほど、うまくいかなくなりやすいんです。
私の結論は、NISAで自動の積立を1つ設定したら、あとは触らない、です。
この中に1つでも当てはまったら、読んでください
- NISAを始めたいけど、何を選べばいいか分からない
- 始めたけど、値動きが気になって、ついアプリを開いてしまう
- 50代になって、このまま株だけでいいのか不安
NISA口座を開いて、毎月の自動積立を1つだけ設定する。金額は月1,000円からでも大丈夫。設定は1回、5分ほどです。
結論:設定したら、触らない
Point 結論最初に仕組みを作ったら、あとは続けるだけです。
やることは、この5つしかありません。
貯めながら、少しずつ育てる生活防衛費を貯めながら、少ない額で投資も同時に始める
NISAで自動の積立にする毎月決まった日に、決まった額を買う設定をする
投資先は2つから1つ全世界株式か、S&P500のインデックス投資信託
慣れたら「コア・サテライト」冒険は、上限を決めて少しだけ
50代からは守りを足す値動きの小さい資産を少しずつ増やし、下がっても慌てて売らない
触ると、こうなる

たとえば、毎月3万円を積み立てて、300万円まで育ってきた人。
ある年、ニュースで「○○ショック」と流れて、こうなります。
ある朝アプリを開くと、300万円が240万円に。2割下がっています。
その日こわくなって、全部売ってしまう。60万円の損が、ここで決まります。
そのあと売ったあとに値段が戻っても、もう持っていません。積立もやめてしまい、育てる時間も止まります。
わたしは、これを「パニック売り」と呼んでいます。
下がった日に、気持ちで売ってしまうこと。
投資で一番多い失敗です。
※金額は計算のための例です。値段が戻ると決まっているわけではありません。
理由は1つ:結果を決めるのは「続けたかどうか」
Reason 理由投資の結果を一番左右するのは、
「続けたかどうか」。
相場の先を当て続けるのは、プロでも難しいからです。
| やりがちなこと | 手間をかけない投資 |
|---|---|
| 毎日チャートを見る | 見るのは月に1回で十分 |
| 何度も売り買いする | 持ち続ける |
| 流行りの銘柄に飛びつく | たくさんの会社に、まとめて投資する |
売り買いを繰り返すほど、手数料と税金がかかり、タイミングを外すことも増えます。
だから、ふつうの人には「触らない」がいちばん無理のないやり方です。
自分ならいくら? 毎月の額と年数の早見表
| 毎月の額 | 10年 | 20年 | 30年 |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 約155万円 | 約411万円 | 約832万円 |
| 3万円 | 約466万円 | 約1,233万円 | 約2,497万円 |
| 5万円 | 約776万円 | 約2,055万円 | 約4,161万円 |
※年5%で毎月積み立てた場合の計算です。元本は、月3万円×30年なら1,080万円。実際の値動きは毎年変わり、元本を下回ることもあります。
具体例:5つのルール
Example 具体例ルール1 貯めながら、少しずつ育てる
「まとまったお金が貯まってから」だと、時間がもったいないです。
生活費の3〜6か月分を生活防衛費として貯めながら、投資も同時に始めましょう。
| お金の置き場所 | 目安 | 役割 |
|---|---|---|
| 生活防衛費(預金) | 生活費の3〜6か月分 | 急な出費や収入減に備える |
| 投資(NISA) | 少ない額から | 時間をかけて育てる |
ことば生活防衛費=病気や仕事の変化で収入が減っても、暮らしを続けるための預金。投資のお金とは分けておきます。
ルール2 NISAで自動の積立にする
ふつうは投資の利益に約20%の税金がかかりますが、NISAならかかりません。
毎月決まった日に、決まった額を買う設定にすれば、あとは自動で続きます。
| NISAの枠 | 1年に入れられる額 |
|---|---|
| つみたて投資枠 | 120万円 |
| 成長投資枠 | 240万円 |
| 一生で使える枠 | 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) |
設定が、むずかしそう…


証券会社のアプリで「積立設定」を開いて、商品・金額・日付を選ぶだけです。
投資の作業の9割は、この設定で終わります。
ルール3 投資先は2つから1つ
| 全世界株式 | S&P500 | |
|---|---|---|
| 中身 | 世界中の会社に、まとめて投資 | アメリカの大きな会社500社に投資 |
| 向いている人 | 広く分けて、安心感を大事にしたい | アメリカの成長に期待したい |
選ぶときは、信託報酬(持っているあいだの手数料)が低いものと、純資産(集まっているお金)が大きいものを見てください。
ことばインデックス投資信託=株価の指数(世界全体やS&P500など)と同じ動きをめざす投資信託。手数料が低いものが多いです。
ルール4 慣れたら「コア・サテライト」
| 割合の目安 | 中身 | |
|---|---|---|
| コア(中心) | 70〜90% | 全世界株式やS&P500。ぶれない土台 |
| サテライト(まわり) | 10〜30% | 好きな会社の株や、テーマ型の投資 |
大事なのは、サテライトの上限を先に決めること。
たとえば「資産全体の2割まで」。
慣れてくると、つい攻めの投資を増やしたくなるからです。
ルール5 50代からは守りを足す
50代からは、育てる時期から「減らしにくくする」時期に、少しずつ切りかえます。
目安としてよく使われるのが、年齢と同じくらいの割合を、値動きの小さい資産に置く考え方です(50代なら5割、60代なら6割)。
| 守りの資産 | 特徴 |
|---|---|
| 預金 | 元本が減らない。すぐに使える |
| 債券 | 株より値動きが小さく、利息が入る |
| 金(ゴールド) | 株とちがう動きをすることが多い。利息はつかない |
※割合はあくまで目安です。家族の状況や、いつ使うお金かで変わります。
でも…と思った人へ

ここまで読んで、こう思った人もいるかもしれません。
まとまったお金がないから、まだいいかな…


月1,000円からでも始められます。
先に始めて、額はあとから増やせば大丈夫です。
今は高そうだから、下がってから始めたい…


下がる日を当てるのは、プロでも難しいです。
毎月同じ額で買うと、高いときは少なく、安いときは多く買えます。
元本割れが、こわい…


生活防衛費を分けておけば、下がっても暮らしは変わりません。
それでもこわい人は、額を小さくして始めてください。
お金がない・高い・こわい。
どれも、額を小さくすれば、始めない理由ではなくなります。
もう一度、結論
Point もう一度今日の話、ご家族に伝えるなら、この3つです。
3行でいうと
- NISAで自動の積立を1つ設定する
- 投資先は全世界株式かS&P500から1つ
- 下がった日に「パニック売り」をしない
投資は、設定するまでが仕事。
あとは、触らないのが仕事。
お金は、知っている人の味方です。
できたら、あとは続けるだけ
- 生活防衛費と並行して、少ない額から投資を始めた
- NISAで「全世界株式」か「S&P500」の自動積立を設定した
- 慣れたら「コア・サテライト」。サテライトの上限を決めた
- 50代以降は、守りの資産の割合を少しずつ上げる
- 大きく下がっても、慌てて売らない
よくある質問
いくらから始められますか?
NISAの積立は、多くのネット証券で月100円や1,000円から始められます。まずは無理のない少ない額で始めて、慣れてから増やせば大丈夫です。
全世界株式とS&P500、どちらがいいですか?
どちらも、たくさんの会社にまとめて投資できる考え方です。世界中に広く分けたいなら全世界株式、アメリカの大きな会社に絞りたいならS&P500。迷ったら、より広く分かれている全世界株式から考える人が多いです。
大きく下がったら、売ったほうがいいですか?
生活防衛費を別に持ち、ルールどおり分けて持っているなら、慌てて売らないのが基本です。下がったときに売ると、損が確定してしまいます。暮らしに使うお金を投資に回していないかは、先に確かめておきましょう。
生活防衛費がたまるまで、投資は待つべきですか?
待たなくて大丈夫です。生活防衛費を貯めながら、少ない額で投資も同時に始めるのがおすすめです。
50代からでも遅くないですか?
遅くありません。50代から20年あれば、時間は十分にあります。ただし、守りの資産を少しずつ足して、値動きの幅を小さくしていくことが大切です。
NISAの積立設定を、月1,000円からでも1つだけ入れる。設定したら、アプリを開くのは月に1回で大丈夫です。
ほかにも、お金の資料ある?


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よかったら、使ってみてください。
【免責事項】本記事は2026年11月4日時点の情報をもとにまとめた一般的な内容です。出典:金融庁「NISAを知る」「資産形成の基本(長期・積立・分散投資)」、国税庁「株式等を譲渡したときの課税」。具体例と早見表の金額は計算のための例です。投資信託は元本が保証されたものではなく、値下がりして元本を下回ることがあります。特定の商品をすすめるものではありません。投資の判断は、ご自身の状況に合わせて行ってください。
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